Good Bye, All of the...

エヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア(咽び泣き)


観劇前に描きました。

シンエヴァの感想や叫びは後半にぶちまけるとして、

前半は絵に込めた愛や想いをつらつら書いていきます。

ちなみに既にお察しとは思いますが、

今回はとっっっっっっても長いです。

覚悟して読んでください()




さて。

まず、私がうっかりエヴァ沼に落っこちたのは9年前。

金ローでやってた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を

見たのがきっかけでした。

そして翌週に「:破」を見て完全に沼に落ちたわけです。

沼に落ちたとは言っても、アニメとコミックスを完全に追えているわけではないので

知識も歴も浅いわけです。悲しい。

「:Q」は映画館に見に行かなかった(見に行けなかったのかもしれない)んですが

これも金ローか何かで見たんですよね。

謎だらけのまま数年間待ち続け、待望の最新作、そして最終作。

今回こそは劇場に見に行くぞ!とフンスフンスしながら

折角ならシンエヴァ公開記念にイラストを描くか!と

思い至ったわけですね。


最初は「エヴァの絵を描くか~」程度だったんですけど、

シンエヴァ公開が延期に延期を重ね、

pixivでコンテストをやってると知り、

それならシンエヴァ公開記念イラストにしようと。

そしてエヴァが完結する、これが最後、ということで

私なりの序破Qの解釈で描くぞ!となりまして。

ちなみに「なんとしてでも推しを描く」という

強い意志のもと筆を(ペンを)取っているため

珍しく構図から考えたのちに

「この構図はカヲル君じゃろうて!!(まだ見ぬ絵を思い描いて咽び泣く絵文字)」

となっています。何してんの粉末。


ちなみになぜ今回はキャラからではなく

構図から考えていたかというと、

本当にたまたまなんですよね。

ツキプロ。のGrowthの曲「月影のリフレイン」という曲が好きで

夜空から君に会うために世界に落ちてゆく

という絵を描きたいなと思っておりまして。

これはまた別の機会に描くとして、

ふと「夜空に落ちていくというのもありでは?」と思いつき、

構図をラフとして残しておこうとペンを走らせている時に

「夜空に落ちていく…月に落ちていく…え、カヲル君…」

となった粉末。


ここでお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが

序です。序の最後のシーンです。そうです。

ここに繋げたかったんです。


シンエヴァ公開記念イラスト、ということで

序破Qそれぞれの要素を入れたかったんですよ。


で、先ほど言ったように「私なりの解釈」で

シンエヴァに繋がるような絵を描きたかったので

Qまでの自分の考察を1枚の絵に込めようという

なんとも無謀なことをしました(白目)


序の最後のシーン。

月の4番目の棺で目覚めたカヲル君は

「わかっているよ」「また3番目とは」と

全てを悟っているようなセリフを残しますね。

そして破の最後のシーン。

「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」と

今までにシンジ君を幸せにできなかったということを暗に示します。

ここで私は「カヲル君はループしているのでは?」と

思うわけですね。

どこからどこまでをループしているのかはわからないけれど。

少なくとも月で目覚めるというのが始点かな?と

なんとなく思ったので、

月に向かって落ちていく=序の要素 としました。


そして、

Mark.06にて初号機に向かって槍を投げ

ニアサードを終息させたカヲル君。

でも結局のところ、セカンドインパクトに次ぐニアサードインパクトは

起きているわけで。

ニアサードが起きることはわかっていてそれを止めることが目的だったのか、

ニアサードを事前に防ごうとしていたのかはわかりませんが、

いずれにせよニアサードって大惨事じゃないですか。

シンジ君も起こす気はなかったはずなので…。

ということで

ニアサードが起きてしまった地球=破の要素としました。

私は「ニアサードは必然かもしれないが起きてしまったこと」と捉えているので

それを止められなかったとカヲル君は少なからず思っているのかなぁ と。

そうであってほしいという願望がないわけではないですが!

なので月に落ちていくカヲル君は泣いています。そういうことです。

自分で描いていながら自分の絵がしんどすぎてつらい。


Qの要素は言わずもがな、発動してしまったD.S.S.チョーカーですね。

シンジ君の暴走もあってまたもや大惨事。

そのトリガーとなってしまったために発動してしまうチョーカー。

これって元はといえばシンジ君がつけていたものですが

カヲル君が自分につけるんですよね。うわしんどい。

両方ロンギヌスの槍であることに違和感を覚えたカヲル君。

それらを(シンジ君が)引き抜いてしまったために

フォースインパクトが起こってしま…あーあ…。

そしてそれを終わらせるために

ここはカヲル君の意志だと思っていますが

13号機は両手に持ったロンギヌスの槍で自身を貫き、

カヲル君はチョーカーで…ウッウッ…

結果フォースインパクトは終わるわけですが、

本当にこのシーンはしんどい…

ということで(?)Qの要素は発動したD.S.S.チョーカーです。

ちなみに、

チョーカーが発動→Qの世界線でのカヲル君が消える→月でカヲル君が5番目の棺で目を覚ます

だと考えているので、チョーカーが発動しながら月に落ちる

という意味も含ませています。


いずれにしてもカヲル君が月に落ちていくのは

リセットという意味なのかなぁ…と

漠然と考えながら描いたので

1枚に収めるとそれぞれの考察において矛盾が生じてますね。

まあいいんです。絵なので。


余談ですが、

月だけだと序の要素が薄すぎやしないかと思って

下塗りの段階までは棺も描いていたんですよ。

ただ、側面と蓋の資料がみつからなくて泣く泣く消しました。

完成した今となっては、

多分あのまま棺をどこかに配置していても

何かしら違和感があったんじゃないかと思っているので

分からない!描けぬ!消す! と

思い切って判断してよかったかな~と。


余談その2ですが

今回のカヲル君はあえて顔を描かないようにしようと思っておりまして。

口元は笑っているのに涙をこぼしている、

そんな「表情の見えない」絵を描きたかったんです…描けて良かった…。


さらに余談ですが

今回珍しく背景を!描きまして!

はちゃめちゃに苦戦しました(死)

というか今回の絵、人物がメインではないので

無機物が多くて死にましたね…誰ですかこんな構図にしたの…私だよ…

ビルとチョーカーは本当に頭抱えました。発狂した。

あと月。

いつぞやにゲーム「文豪ストレイドッグス 迷ヰ犬怪奇譚」の絵で

紅い月を描いたのをご存知のお客様はいらっしゃいますでしょうか(?)

あれから数年、少しは月に見えるものが描けたのではないかと思います。当社比。

星空の感じとか、ニアサードのあの…何…空?の感じとか

今の私の全力と本気と愛をぶつけて描いたので

個人的にはとても満足しています。ふぅ。





ということで改めて。

pixivとTwitterにて、シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の公開記念に

絵を上げておりますのでよしなに!

ちなみに、

pixivでは「会える時が楽しみだよ」と序のセリフを、

Twitterでは「今度こそ君だけは、幸せにしてみせるよ。」と破のセリフを、

そしてArtStreetでは「また会えるよ」とQのセリフを

それぞれタイトルにしています。

序破Qすべての要素を詰め込んだのでタイトルもそうしたかったんですよね…。

含みを持たせたカヲル君のセリフをタイトルにしたのはもちろん

私の解釈・考察を詰め込んだというあれです(あれ)

冒頭で触れたようにpixivでイラストコンテストが開催されていて

イラストの閲覧数で使徒を倒すというなんかあれなのであれです(???)

要するに絵を見てもらえたら、

あわよくばいいねとかしてもらえたら、

粉末がヘドバンして喜びますよ、ということです。はい。よしなに…。




ここまでですごいボリュームな気がしますが

以降はシンエヴァの感想をひたすらに書き連ねます。

はちゃめちゃにネタバレします。

未観劇の方、閲覧は自己責任でお願いいたしますね。




























































最初に私の推しの話をします。

最推しは初号機、使徒の推しはラミエルとカヲル君、

そして人間の推しは加持リョウジです。よろしくお願いします。(?)


あの…あの…


加持さん死んでるなんて聞いてないんですけど;;;;;;;;


いやなんか…Qの記憶が曖昧なもんで

既に触れてたかもしれないんですけど…いやそうだったら申し訳ない。

しかもサードインパクトで自ら…そんなのってないよ加持さん…スイカ…

それもあってシンジ君の「…土のにおい」のところで

内心穏やかじゃないどころじゃないですよもうほんと突然死。

でもレイちゃんが田んぼでこけるシーンはかわいかったですわね…

レイちゃんが書置き残して去るシーンで死んでるんですけど。


パリのシーンとか、ヴンダーからネルフ本部までのシーンとか

すごくかっこよくてうっかりマリちゃんが好きになりました。不覚。

というかマリちゃんかっこよすぎんかて…えぇ…?

戦闘の時ももちろんなんですけど、あの、

シンジ君に対して「迎えに行くから絶対待ってて」的なこと言ったあのシーンで

マリは大変なものを盗んでいきました…きなこのハートです…。


アスカがトリプルナイン発動したあのシーンも好きですわね…。

なんせ中二病なんですよ。私が。そりゃ好きだよねという感じ。

つまるところQのあのシーンも好きなんですよ。

まさかそれが「アスカが使徒になる」とは思わなんだが…。

そうか、破で取り込まれた時からか…彼女は半分使徒になっていたようなものか…

と劇場で震えましたわいな。


ミサトさんが髪ほどいてからのシーンも大好きです。

ヴィレのトップ葛城大佐から一人の女性葛城ミサトに戻った感じが

なんだかとてもよくて好きです。

破天荒というかなんというか、そういうミサトさんが帰ってきたなという…。

いやぁたまらん。


トウジとケンスケがまた見れるとは思いませんでしたね!

ヒカリちゃんとトウジが…そうかぁ…(温かい目)という感じ。

2-Aメンバー…ウッッ

みんなシンジくんを大切に思っているのが伝わってきて

おばちゃんもシンジくんのこと好きだよ!!!!!ってなりました。

いやまじで…シンジくんも好きなので私…幸あれ…


なんといっても初号機と13号機の闘いは胸アツすぎた…

先ほども言ったように私初号機が最推しでして。

かっこいいっていうのももちろんあるんですけど、

母親じゃないですか…

落ちてくる瓦礫からシンジくんを守ったり、

初号機の暴走もそうですよね。ピンチからシンジくんを守るユイさん…。

そしてすべて終わらせるために夫の手を取り槍を胸に突き刺すのも

夫を諭す妻であり、子供を守る母親だなって…思っ……涙出てきた…

今までずっと自分を守ってくれてたんだと気付くシーンで

お察しの通り涙腺決壊です。


すべてのカギを握っていたカヲル君…

いや司令!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?ってなったけど。

本当にすべてを知っていた…知っていたという言い方が正しいのかは微妙だけど

でもなんというかほんと…シャッター降りた瞬間これまた号泣でした…。

シンジくんの幸せを願っていたカヲルくん…幸せになってくれ…(号泣)

言うてもまだ謎ばかりなのでもう一回見に行って噛み砕きますけれども。


エヴァのない世界にする、というのがなるほど最適解か…と。

神殺しだのなんだのって言ってたけど、

所詮は人の造りしもの。人造人間エヴァンゲリオン。

それは人の手で終わりを迎えるのが最も綺麗な最期だなと納得。

人類補完計画などというバカげた計画も、

それによって造られた人間(=エヴァンゲリオン)も、

シンジくんが白紙に戻すことこそ最適解。なるほどなぁ…。

その結果がマリシン…シンマリ?いやあれは素晴らしすぎましたわ(スタンディングオベーション)

そしてその「白紙に戻す方法(戻し方)」がまた良かった…

エヴァの世界にいた私が、どんどん「エヴァンゲリオン」という作品を見ている私に戻っていく、

あの感覚はなんとも言い難くて、最高でした。

世界から、映画、アニメになって、絵コンテに戻る。

それが「エヴァンゲリオンの無い世界への戻し方」…うわ~~~~なるほど!!!

いや本当に心の中ではあの辺からずっとスタンディングオベーションしてました。




いやぁ…よかった…

2回目はいつ行こうかと画策しております。

そしてシンエヴァを見たからこそ描ける絵を描きたいなとも思っています。

が。

その、加持リョウジという推しの死だとか

渚カヲルと真希波・マリ・イラストリアスの謎だとか

ちょっといろんなことが受け止め切れていないのもあって

情緒がぐずぐずなんですよね()

もう少し余韻に浸ることにします…。




ということで、果てしなく長いこの記事もようやく終わりです。

書き始めて2時間半経っとる…(吃驚)

お付き合いいただきましてありがとうございました…!

私は別の推しを摂取してぐずぐずになった情緒をなんとかします。

それでは!

甘味処

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