初めては「始まり」の話

遅筆は絵と小説に限った話ではありませんでした。どうも粉末です。


まずはこちら。


イラストにも書きましたように、

今年の3月に出雲大社で行われた朗読劇に行って参りました(`・ω・´)✨


出雲大社といえば縁結び、でもありますが

大国主命(オオクニヌシノミコト)や

その父である素戔嗚尊(スサノオノミコト)をはじめとする

八百万の神々が祀られている場所でもあります。

10月に八百万の神々がここに集まることから

「神無月」ではなく「神在月」と呼ぶ、というのは

有名な話かもしれませんね。


さて、そんな出雲大社にて行われた

朗読劇「古事記 -出雲国神話集-」は

そのタイトルの通り神々にまつわるお話だったのですが

その前に一つ。

3月2日の夜に出雲大社(日本海側)の特設ステージ(屋外)なので

それはそれは寒いんですよ。凍える。

ふわっふわもっこもこの衣装を

着ていらっしゃるとはいえ、

ステージに立っていらっしゃった皆さんも

とても寒かったんじゃないかと思います…。


それは遠い昔のお話。

伊耶那岐(イザナギ)と伊耶那美(イザナミ)が国を作り、

その子供たちである

天照大神(アマテラスオオミカミ)、月読(ツクヨミ)、素戔嗚(スサノオ)が

それぞれ天の国、夜の世界、海原を治めるという使命を持っていた

遠い遠い昔のお話。


大国主命や素戔嗚は

出雲大社にそれぞれ祀られている社や賽銭箱があり

とても縁深い神様なのですが、

この朗読劇の主な登場人物でもあります。

だからなのかはわかりませんが、

素戔嗚が激昂する場面では

それまで凪いでいた風が突如強く吹き始め、

大国主命とその友人の少名毘古那(スクナビコナ)が

話をしながら酒を酌み交わす場面では

二人を包み込むような優しい風が吹き、

まるで出雲大社の神々が朗読を聴いていて

素敵に演出してくれているような気がしました。


お話の内容も、声優の皆さんのお芝居も

その舞台のすべてが本当に素敵で、

寒さを忘れて見入っていた、

最高の時間でした!

劇が終わって現実に戻ってきた瞬間に

体の芯まで冷えていることに気が付いたほどです( ˘ω˘ )

初めての朗読劇でしたが

また機会があれば行きたいなと心から思いました✨


あ、ちなみに出雲大社に参拝したり

その近辺をぶらついたりもしたので

何かの折にその話もしたいなとは

思っております(`・ω・´)




というわけで

観劇から1か月以上経ってしまいましたが

画力はともかくとして

愛だけは存分に込めて描きましたので

よかったら見てやってくださいな(*'ω'*)

甘味処

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